私たちの住むまち、富山県高岡市には、鋳物近代化の象徴、キュポラが現役でなおも活躍しています。
キュポラは樽を意味するイタリア語で、日本語ではキューポラと言う事もあります。コークスの燃焼熱を利用して鉄を溶かし鋳物の溶湯(ようとう:溶解され液体状になった鉄)を得るためのシャフト型溶解炉に分類される溶解炉(ウィキペディアより)です。
地元新聞紙、北日本新聞の発行する読み物、「まいたうんTAKAOKA」平成28年12月号に興味深い記事があったのでご紹介します。
内容は、キュポラで生産される鉄鋳物の紹介、現状、かなり近い未来への不安などがまとめられています。
自分も鋳物の仕事に携わるようになってから、鉄鋳物の素晴らしさと同時に、存続させていく事の大変さを毎日目の当たりにしています。
「高岡鉄器」として、全国に、また世界にアピールできる可能性を充分に秘めていると確信しているのですが、課題はかなり奥深くあります。
2017年に入ったら、新商品開発、また、鉄鋳物についての可能性を探る試みをしていきたいと思っています。
ご報告できる事があれば、随時こちらでお知らせ、報告させていただきますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします。